HOTEL BLUEというデッキ
スケートブランド HOTEL BLUEとは
またまたニューヨーク発デッキカンパニーのご紹介。今回はhotel blueです。
Nick vonWerssowetzというニューヨークのスケーターでありフィルマーが手がけるマイナーなデッキカンパニーです。
製品のデザインはNick本人と彼の彼女が執り行っているのだそう、羨ましい限りでございます。
Lurk NYCも彼のブランドでアパレル方面での人気を博しておりますが
こっちはBeamsでも取り扱っていたのか、スケーターでなくてもストリートファッション好きの間で認知されていますね。
ちなみにLurkは「ラーク」と読み「待ち伏せする、潜む」という意味で、彼のあだ名のlurker Nickから由来しているのだそう。ベストな瞬間を逃さないニューヨークの番人、Nickに相応しいニックネームだ。
まだ謎が多いHOTEL BLUE
HOTEL BLUEの映像はYouTubeでも視聴可能。
ありのままのニューヨークを感じられる新鮮な映像が魅力で、
使用ビデオカメラはVX1000。2000ではなくて?と思ったのですがこれがまた渋い仕上がりになっているのでお時間があれば是非その目で確かめてほしい。何度も見ないとわからないですが輪郭がややソフトで自然というか「生」という印象です。この「生」感がHOTEL BLUEのミソ。最近のニューヨークブランドではこの敢えて時代に囚われないレトロなスタイルを見れるので嬉しい限りです。
しかしHOTEL BLUEはまだまだ謎な部分が多く、ライダーも公式には明かされておりません。ブランドメッセージなど詳細が僕は気になる方なので公式アカウントに問い合わせたりするのですがお返事はありません。
HOTEL BLUEデッキのインプレッション
HOTEL BLUEのデッキを少し触ってみた感じはいたってシンプルなデッキ。サイズは8.0、8.25、8.5インチが入手可能です。コンケーブとキックの感触はニュートラルな印象でした。ただテールとノーズ共にエッジが丸みのあるシェイプになっています。タイトなスタンスでも面積が大きいのでその分安定感が得られるかもしれません。
まとめ
ニューヨーク発祥のブランドについての記事を書くことが多くなりました。それぞれのカンパニーにそれぞれのカラーがあり本当に見ていて楽しいです。でも敢えてカテゴリで分けるとすればどれも少しマニアックで玄人感漂うジャンルだな〜なんて思ったりします。POLITIC、HOPPS、TRAFFICなどもニューヨークのブランドですが。
そして現在ではそんなマイナーなブランドがより一層注目される時代の流れになりました。スケーター同士の会話でもどこどこ(マイナーなブランド)のデッキシブいよな〜なんて聞こえてきます。ある意味もはや流行と言えるのかもしれませんね。しかしマイナーであること自体が流行るということがあり得るのでしょうか。
そうなるとマイナーであるというの価値が無くなってしまうのだから、やっぱりブランドが持つ揺るぎない信念とメッセージ性は重要だな、と改めて思いました。
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