薄いのに折れない!SANTACRUZ VXシリーズについて書いてみた。
こんにちは。EKLスケートボードパークスタッフの山本です。
スケーターでない人にも人気の、手にリアルな口のデザインがおなじみの”SANTACRUZ”
今回は、そんなサンタクルーズから出ている高性能デッキ、VXシリーズについて書いていこうと思います!
それでは、ゆっくりとご覧ください!
サンタクルーズブランドの歴史と誕生秘話
1973年カリフォルニアのサンタクルーズにて発足し、日本だけではなく世界的に愛されている”SANTACRUZ”
元々はサーフブランドとしてスタートしたブランドですが、後にサーフボードの余剰資材を用いて制作した頑強なデッキが支持を集めるようになります。
1975年にアーティストのジム・フィリップスをデザイナーとして雇います。
有名な「Screaming Hand」の生みの親であるジムのグラフィックは、現在もデッキデザイン、Tシャツなどに使用され、愛され続けています。
パンクなブランドイメージで世界中のスケートシーンに欠かせない、最も歴史のあるスケートボードブランドの一つです。
1973年にサンタクルーズという海岸沿いの小さな町で、Richard Novak(リチャード・ノヴァーク)、Doug Haut(ダグ・ハウト)、Jay Shuirman(ジェイ・シャイアマン)
3人のサーフィン仲間がサーフボードを作りながら暮らしていました。
ある日、ハワイにでスケートショップを開いている友人から、スケートボードを500台作ってほしいという依頼が来ます。
サーフボードのシェイプに慣れた3人にとっては簡単な仕事で、Santa Cruzの文字をプリントし、500台を出荷しました。
スケートボードはハワイに到着するや否やすぐに売り切れ、さらに注文を受け、作り、売り切れた頃、3人は何かが始まっていることを感じていました。
これがSanta Cruzが世界で最も求められるスケート・ブランドになる、第一歩でした。
軽くて頑丈なVXシリーズの登場
通常、スケートボードは7枚のメープルデッキをプレスしています。
VXデッキは、デッキの両側にクアッドXテクノロジー(Quad X Technology)というグラスファイバーの板を2枚と、メープルデッキをプレスしたデッキの事です。
特徴は、軽くて頑丈です。プール、アールを攻めるハードな滑りや、ストリートのステアやダウンレールなどを攻める方にオススメのデッキです。
VXの耐久性を検証するスケートビデオを張っておきますので、是非参考にしてみて下さい。
実際にVXシリーズを手に取ってみる
今回、店に1本だけ在庫があったので、実際に薄さなどを見ていきます。
サンタクルーズの通常デッキは薄さ約9㎜に対し、VXシリーズは約6㎜と3㎜も差がありました。
たった3㎜かよ!そう思うかもしれませんが、スケートボードは㎜の世界です。
1㎜変われば全然違います。実際重さも8.0inchのVXシリーズと、通常の7.75inchを手にとっても、サイズの大きいVXシリーズの方が断然軽いです。
YOUTUBEにVXシリーズで縦コーンを跳ぶ動画もありますので、是非チェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、サンタクルーズのVXシリーズについて書いてみました。
なんといっても高耐久で軽い!
デッキの両側にクアッドXテクノロジー(Quad X Technology)というグラスファイバーの板を2枚プレス!
実は、水にも強い素材なので値段相応の満足感!
薄さ、軽さともにスケートボードの常識を覆す、サンタクルーズの歴史的1本!
それが、VXシリーズ!
プール、アールを攻めるハードな滑りや、ストリートのステアやダウンレールなどを攻める方は、是非1度使用してみて下さいね。
それではまたっ
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